11月は11月7日(立冬)の節入りから、12月6日までの一か月。 今月、盤の真ん中(中宮)に入るのは八白土星です。 中宮はその月の世の中全体のテーマを映す場所。八白は「土」の星。今月のテーマは「変化の中にある安定」。成長や学びを焦らず、静かに整えていく月です。
要らないものを手放し、何を残し何を離すかを見極めた先月から、今月はこれまでの流れをいったん止め、来年を見据えて仕切り直すような動きへと変わっていきます。
今月の中心テーマ(中宮)
八白土星が中宮へ
中宮=問題解決・協力体制
今月は「土」の星が真ん中に座ります。八白土星は、止まる、考え直す、足元を固める——その力が強い星です。家族や組織、会社といった、大事にしてきた土台を、あらためて見つめ直したくなる月。ゆらいで見えることがあっても、それは土台を問い直し、より確かに組み直すための動きです。表の役割をこなしながら、裏にある課題にも向き合うことが大切なひと月です。
無駄がそぎ落とされ、これだけはという人生観や支えだけが残る時。不安を手放し、澄んだ気持ちで進めば、芽が出ていきます。変化を受け入れることが、今月の鍵になります。
「変化の中にある安定」——何かが動き出すとき、心には必ず揺れが生まれます。止まっていたことが少しずつ動き始めたり、逆に、動きを止めて立て直したりする。そんな時期です。

今月の各星のめぐり
中宮の八白、盤のめぐりの順にご紹介します。ご自分の本命星のところをご覧ください。
九紫火星の方 今月:北西
北西の役割 ── 充実・完成・奉仕
これまで積み上げてきたものが、実を結ぶ位置です。光り輝くような成果が出てくる一方で、その輝きゆえに、誤解や嫉妬を受けやすいときでもあります。責任ある立場で信頼を得られ、先を見通して人に指し示す役割がまわってきます。地道さが評価される月ですが、焦って結果を求めず、謙虚な気持ちと自制心を忘れないことが大切に。人のために動くことが、めぐりめぐってご自分の充実に返ってくる一か月です。
一白水星の方今月:西
西の役割 ── 収穫・悦び・与える
実りと楽しみの位置です。一白さんの人当たりのよさが、そのまま評価に繋がりやすいひと月。会話や人との交わりがはずみます。人の話に耳を傾けながらも、ご自分の軸はぶらさずに導いていく——そんな姿勢が活きるときです。西は遊び心が強くなる方位でもあり、楽しい分だけ出費も増えやすい時期。悦びはしっかり味わいながら、無駄づかいに気をつけ、生活の規律も整えて、ゆったりと過ごすことを意識してみてください。
二黒土星の方今月:北東
北東の役割 ── 変化・改革・停止と開始
切り替わりの位置です。ひとつ止めて、ひとつ始める——そんな動きが出てきます。派手さはなくても一歩ずつ積み重ね、続けてきたことをさらに磨いていくと、難を逃れていけます。北東は今月の注意方位でもあります(後述)。焦らず丁寧に取り組み、無理をせず静かに過ごすことが大切に。家族や親族と一緒に過ごす時間が、これまでの流れを良い方へ変える、大切な時機となります。
三碧木星の方今月:南
南の役割 ── 締めくくり・けじめ・離れていく
はっきりさせる位置です。続けるもの・手放すものの見極めがつく月。自己表現が輝き、思い切った発信が運を動かしていくひと月です。強さと明るさがあってとても目立つ時期だからこそ、立ち振る舞いが大切になります。行動を起こすには良い時機ですが、勢いまかせは禁物。思いつきの発言は誤解を生みやすいので、言葉を添える説明は慎重に。慢心を手放し、謙虚さを保つことが、輝きを本物にしていきます。
四緑木星の方今月:北
北の役割 ── 万初・始まり・小さく始める
静かな始まりの位置。冷静さと洞察力が働くときです。分析や準備、点検に向いた月で、静けさの中で自分の思考を整理していくと、新しい方向性が見え始めます。優柔不断になりやすい時期でもあるので、決断を先延ばしにしないこと、物事の裏に回らないことが大切に。滞っていた問題や、人間関係のわだかまりが解けて、新たな流れが生まれていきます。ただ、水が流れるように動く月だからこそ、流れて散っていくのか手放すべき問題なのか、それとも大切なものなのか——その見極めが問われる転換点でもあります。大きく動かず、小さく静かに始めるのが、今月の吉です。
五黄土星の方今月:南西
南西の役割 ── 基礎作り・準備
土台を整える位置です。大地のようにどっしりと構え、まわりの人の変化を支えながら、これから先のための下ごしらえをする月。ひとりで突き進むと不和を招くおそれがあるので、人の意見に耳を傾ける姿勢と、困っている人を見離さないことを心がけて。相手の不安を受け止める包容力が、今月のあなたの強みになります。一歩引くことで、かえって流れが安定していくとき。家族や仲間とのつながりが温まりやすく、ゆったりとした歩調が大切です。南西は今月の注意方位でもあります(後述)。
六白金星の方今月:東
東の役割 ── 芽を出す・チャレンジ
動き出しの位置。新しいことへの挑戦に向く月です。何かを始めたくなりますが、準備不足にはご注意を。まわりのお手本となるように動く力が求められるときで、理想と現実の釣り合いを意識することが大切になります。完璧を求めすぎず、優しさと理性の両方を持って進んでいきましょう。裏にあることが表面化しやすい時期でもあります。自分のやるべきことを、何事も無心に続けていれば、望んでいた以上の喜びを得られるひと月になります。
七赤金星の方今月:南東
南東の役割 ── 信頼関係・拡大・発展
ご縁やチャンスが、風に乗ってやってくる位置です。社交運が活発で、笑顔と遊び心が、新しい機会を広げてくれます。ただし、無理な見栄や油断は禁物。何でも自力でこなそうとせず、足元を固め、準備も整えておくことが大切です。情報・発信の運が先月に引き続き高まる時期で、SNSや発信の活動に追い風が吹きます。一方で南東は「広がる」方位だからこそ、噂話や情報過多には気をつけて。まわりの状況や人の話に振りまわされることもあるかもしれませんが、落ち着いて向き合っていけば、今の苦労がやがて実を結んでいく一か月です。
八白土星の方今月:中宮
中宮の役割 ── 問題解決・協力体制
今月の主役の位置です。八白が本命の方は、問題が起こりやすい月ですが、その分、解決もしやすいときです。自分の軸を整え、まわりを見渡して、感謝を伝えていくことが大切なひと月。過去への執着や、惰性で続けていることを手放す勇気が、次の展開を呼び込みます。詳しくは、上の「今月の中心テーマ」をご覧ください。
今月の避けるべき方位(三殺)
動いてはいけない方位
三殺は本命星に関わらず、すべての人に共通の凶方位です。この方位への引っ越し・旅行・大きな動きは避けること。
今月の三殺は南西・北東・南東となります。判断や協力におけるトラブルの暗示。堅実さと客観性を心掛けが大切。
避けるべき方位です。日盤は心構えが重要。
五黄殺 ── 南西
五黄土星がいる場所。腐敗、停滞、崩れ。自分から動いたことが、ことごとく裏目に出る。今月ここへ向かうのは避けること。
暗剣殺 ── 北東
五黄殺の真向かい。こちらの落ち度ではなく、外から突然斬りつけられる災い。予期せぬ事故やもめ事の方位。近づかないこと。
月破 ── 巳
今月の十二支・亥の真向かい。積み上げたものが破れ、崩れる方位。動き出したい時こそ、南東への大きな一歩は見送ること。
※ 本命殺・本命的殺・歳破は本命星ごとに方位が変わるため、この記事では扱っていません。ご自分の吉凶方位を詳しく知りたい方は、鑑定または学びの場で。
今月のあなたの星が、良い巡りでありますように。
侑記子



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